知ってることだけ話しますよ

主にニチアサ(スーパー戦隊・仮面ライダー・プリキュア)、ときどき読書

このブログの見方

作品名の横にくっついている()の評価レベル

(★★★)=残念!

(☆★★)=そこそこ、まぁまぁ

(☆☆★)=面白い、一見の価値あり

(☆☆☆)=傑作認定、布教したいレベル

(丹)=丹波哲郎が出演していることを示す。私にとって丹波哲郎は固有名詞ではなく、もはや「丹波哲郎」というひとつのジャンルなのだ。

2017年8月の読書メーター&鑑賞メーターまとめ

8月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2535
ナイス数:108

夜は短し歩けよ乙女 新装版 上 (MFコミックス アライブシリーズ)夜は短し歩けよ乙女 新装版 上 (MFコミックス アライブシリーズ)感想
森見登美彦の同名小説をコミカライズ。画風の好悪があまり分かれない琴音らんまるを起用しただけあって、とても口当たり良く仕上がっている(原作はあらゆる意味でアクが濃すぎるからね)。さらに、漫画版独自のエピソード(この上巻では第三章、四章、六章)が数多く挿入されているのも楽しい。
読了日:08月04日 著者:琴音 らんまる
修羅の終わり (講談社文庫)修羅の終わり (講談社文庫)感想
公安警察VS極左団体の抗争を軸に、3つの物語が並行して進んでいく本格ミステリ。800Pを超える膨大な分量のなかで、ひたすら陰陰滅滅とした暗くて黒くて残虐きわまる鬱展開がつづく。そんな中で、低音ボイスのおねえキャラ:留美子さんがとてもイイ味を出しており、殺伐としたストーリーに潤いを与えている(この人の存在がなかったら、とても最後まで読めなかっただろう)。
読了日:08月07日 著者:貫井 徳郎
探偵ガリレオ (文春文庫)探偵ガリレオ (文春文庫)感想
変わり者の助教授:湯川学が、友人の草薙刑事から持ち込まれた不可能犯罪のトリックを見破り事件を解決してゆく、一話完結型のミステリー。湯川と草薙の主役バディがイイ味を出しているし、理工学の薀蓄が数多く披露されるのも、知的好奇心がくすぐられて楽しい。こりゃ売れるわけだ。
読了日:08月14日 著者:東野 圭吾
Go!プリンセスプリキュア(2) プリキュアコレクション (ワイドKC なかよし)Go!プリンセスプリキュア(2) プリキュアコレクション (ワイドKC なかよし)感想
前巻から番外編路線は変わらず。テレビシリーズが品の良い仕上がりだったせいか、ドタバタコメディ的な話に魅力を感じてしまう。そして最大のトピックは、描き下ろしの最終回。この大胆さは、別媒体だからこそできる展開であるな。アナザーストーリーの醍醐味がここにある。
読了日:08月15日 著者:上北 ふたご
小冊子つき 魔法つかいプリキュア!2 プリキュアコレクション 特装版 (プレミアムKC なかよし)小冊子つき 魔法つかいプリキュア!2 プリキュアコレクション 特装版 (プレミアムKC なかよし)感想
日常パートに全振りしたことで、「魔法少女もの」「擬似家族もの」としての側面が強調されている。特典の小冊子はドリームスターズメンバー(ゴープリ、まほプリ、プリアラ)が一堂に会するクロスオーバーで、画面の華やかさもひとしおである。
読了日:08月16日 著者:上北 ふたご
予知夢 (文春文庫)予知夢 (文春文庫)感想
まるで『暴れん坊将軍』のようなキレ味鋭い安定感がクセになるシリーズ第2弾。科学的知識に裏打ちされた理詰めの展開を進めつつ、あくまで「人間ドラマ」として帰結させる四章や、非科学的(でも巧妙)なオチで唸らせる五章など、読み味いろいろ揃ってます。
読了日:08月21日 著者:東野 圭吾
池上彰の あした選挙へ行くまえに (河出文庫)池上彰の あした選挙へ行くまえに (河出文庫)感想
こういう本は長く積んでちゃいかんねぇ。
読了日:08月22日 著者:池上 彰
容疑者Xの献身 (文春文庫)容疑者Xの献身 (文春文庫)感想
直木賞を受賞した、ガリレオシリーズ第三弾。湯川をもって「天才」と称される数学者・石神が計画した、驚嘆すべき完全犯罪とは。核となる「献身」の凄まじさに関しては、ここで私が今更くだくだしく述べるまでもないだろう。凄絶で苦い物語でありながらも、これまでの短編では超人然としていた湯川が感情の揺れを垣間見せ、冴えないワトソン役だった草薙は優秀な手腕が描かれるなど、キャラものならでは(長編ならでは)の見所を用意してあるあたりは、東野圭吾のエンターテイナー的手腕の確かさを感じさせる。
読了日:08月27日 著者:東野 圭吾

読書メーター
8月の鑑賞メーター
観たビデオの数:2本
観た鑑賞時間:164分

会長はメイド様!1 [DVD]会長はメイド様!1 [DVD]
岩崎良明と並ぶ「常に75点くらいの安定した作品にする監督」桜井弘明を起用しただけあって、よくできた学園コメディに仕上がっている。第1話「美咲(ミサ)ちゃんはメイド様!」、第2話「学園祭でもメイド様」。
鑑賞日:08月14日 監督:桜井弘明
ジャンボーグA VOL.2【DVD】ジャンボーグA VOL.2【DVD】
思わぬ方面からの思わぬ横槍で最大のピンチを迎える第6話「絶望!売られたジャンセスナ」に始まり、今だったら倫理的に問題がありそうなストーリーの第7話「立て!孤独の英雄ナオキ」第8話「夕陽に唄え!トランペッター」をはさみ、初の前後編である9話「絶体絶命!ジャンボーグA」10話「響け!戦いのトランペット」まで。正直、同時期に放映されていた『ウルトラマンタロウ』『ファイヤーマン』より頭一つ抜きん出た面白さの気がするぞ。
鑑賞日:08月15日 監督:Array,東條昭平,志村広

鑑賞メーター

2017年8月の読書メーター&鑑賞メーターまとめ

8月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2535
ナイス数:108

夜は短し歩けよ乙女 新装版 上 (MFコミックス アライブシリーズ)夜は短し歩けよ乙女 新装版 上 (MFコミックス アライブシリーズ)感想
森見登美彦の同名小説をコミカライズ。画風の好悪があまり分かれない琴音らんまるを起用しただけあって、とても口当たり良く仕上がっている(原作はあらゆる意味でアクが濃すぎるからね)。さらに、漫画版独自のエピソード(この上巻では第三章、四章、六章)が数多く挿入されているのも楽しい。
読了日:08月04日 著者:琴音 らんまる
修羅の終わり (講談社文庫)修羅の終わり (講談社文庫)感想
公安警察VS極左団体の抗争を軸に、3つの物語が並行して進んでいく本格ミステリ。800Pを超える膨大な分量のなかで、ひたすら陰陰滅滅とした暗くて黒くて残虐きわまる鬱展開がつづく。そんな中で、低音ボイスのおねえキャラ:留美子さんがとてもイイ味を出しており、殺伐としたストーリーに潤いを与えている(この人の存在がなかったら、とても最後まで読めなかっただろう)。
読了日:08月07日 著者:貫井 徳郎
探偵ガリレオ (文春文庫)探偵ガリレオ (文春文庫)感想
変わり者の助教授:湯川学が、友人の草薙刑事から持ち込まれた不可能犯罪のトリックを見破り事件を解決してゆく、一話完結型のミステリー。湯川と草薙の主役バディがイイ味を出しているし、理工学の薀蓄が数多く披露されるのも、知的好奇心がくすぐられて楽しい。こりゃ売れるわけだ。
読了日:08月14日 著者:東野 圭吾
Go!プリンセスプリキュア(2) プリキュアコレクション (ワイドKC なかよし)Go!プリンセスプリキュア(2) プリキュアコレクション (ワイドKC なかよし)感想
前巻から番外編路線は変わらず。テレビシリーズが品の良い仕上がりだったせいか、ドタバタコメディ的な話に魅力を感じてしまう。そして最大のトピックは、描き下ろしの最終回。この大胆さは、別媒体だからこそできる展開であるな。アナザーストーリーの醍醐味がここにある。
読了日:08月15日 著者:上北 ふたご
小冊子つき 魔法つかいプリキュア!2 プリキュアコレクション 特装版 (プレミアムKC なかよし)小冊子つき 魔法つかいプリキュア!2 プリキュアコレクション 特装版 (プレミアムKC なかよし)感想
日常パートに全振りしたことで、「魔法少女もの」「擬似家族もの」としての側面が強調されている。特典の小冊子はドリームスターズメンバー(ゴープリ、まほプリ、プリアラ)が一堂に会するクロスオーバーで、画面の華やかさもひとしおである。
読了日:08月16日 著者:上北 ふたご
予知夢 (文春文庫)予知夢 (文春文庫)感想
まるで『暴れん坊将軍』のようなキレ味鋭い安定感がクセになるシリーズ第2弾。科学的知識に裏打ちされた理詰めの展開を進めつつ、あくまで「人間ドラマ」として帰結させる四章や、非科学的(でも巧妙)なオチで唸らせる五章など、読み味いろいろ揃ってます。
読了日:08月21日 著者:東野 圭吾
池上彰の あした選挙へ行くまえに (河出文庫)池上彰の あした選挙へ行くまえに (河出文庫)感想
こういう本は長く積んでちゃいかんねぇ。
読了日:08月22日 著者:池上 彰
容疑者Xの献身 (文春文庫)容疑者Xの献身 (文春文庫)感想
直木賞を受賞した、ガリレオシリーズ第三弾。湯川をもって「天才」と称される数学者・石神が計画した、驚嘆すべき完全犯罪とは。核となる「献身」の凄まじさに関しては、ここで私が今更くだくだしく述べるまでもないだろう。凄絶で苦い物語でありながらも、これまでの短編では超人然としていた湯川が感情の揺れを垣間見せ、冴えないワトソン役だった草薙は優秀な手腕が描かれるなど、キャラものならでは(長編ならでは)の見所を用意してあるあたりは、東野圭吾のエンターテイナー的手腕の確かさを感じさせる。
読了日:08月27日 著者:東野 圭吾

読書メーター
8月の鑑賞メーター
観たビデオの数:2本
観た鑑賞時間:164分

会長はメイド様!1 [DVD]会長はメイド様!1 [DVD]
岩崎良明と並ぶ「常に75点くらいの安定した作品にする監督」桜井弘明を起用しただけあって、よくできた学園コメディに仕上がっている。第1話「美咲(ミサ)ちゃんはメイド様!」、第2話「学園祭でもメイド様」。
鑑賞日:08月14日 監督:桜井弘明
ジャンボーグA VOL.2【DVD】ジャンボーグA VOL.2【DVD】
思わぬ方面からの思わぬ横槍で最大のピンチを迎える第6話「絶望!売られたジャンセスナ」に始まり、今だったら倫理的に問題がありそうなストーリーの第7話「立て!孤独の英雄ナオキ」第8話「夕陽に唄え!トランペッター」をはさみ、初の前後編である9話「絶体絶命!ジャンボーグA」10話「響け!戦いのトランペット」まで。正直、同時期に放映されていた『ウルトラマンタロウ』『ファイヤーマン』より頭一つ抜きん出た面白さの気がするぞ。
鑑賞日:08月15日 監督:Array,東條昭平,志村広

鑑賞メーター

東野圭吾「加賀恭一郎シリーズ」②~『どちらかが彼女を殺した』『私が彼を殺した』『嘘をもうひとつだけ』

東野圭吾「加賀恭一郎シリーズ」①~『卒業』『眠りの森』『悪意』 - 知ってることだけ話しますよ

↑前回はこちら

 

 

加賀恭一郎シリーズの第1作『卒業』の単行本は1986年に刊行され、第10作『祈りの幕が下りる時』の刊行は2013年である。

放課後 (講談社文庫)

放課後 (講談社文庫)

  • 作者:東野 圭吾
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 1988-07-07

 

東野圭吾が『放課後』で作家デビューしたは1985年。デビュー翌年からシリーズが開始されたわけだ(当初は同一主人公のシリーズものにする意図は無かったらしいが)

 

すなわち、加賀恭一郎シリーズの歩みは、そのまま作家・東野圭吾が辿った軌跡であると言っても過言ではない。

続きを読む

東野圭吾「加賀恭一郎シリーズ」①~『卒業』『眠りの森』『悪意』

 f:id:AnmitsuK:20170806154700p:plain

有名だけど手をつけてないコンテンツというのが結構あって、私にとってはミステリー小説がそうだった。小さい頃から本を読むのは好きだったが、ミステリーに対しては苦手意識があったのだ。

 

「ドラマとちがって活字じゃ、謎解きとかトリックとか、頭に入れておかなきゃいけない事柄が多くて、読むのしんどそう」

というのが理由だ。もしかして同じ理由でミステリーを敬遠している人はけっこういるんじゃないか。

 

しかし去年、

 

「この歳になって、東野圭吾を一冊も読んでないって、かなり恥ずかしいのでは!?」

 と思い立ち、あわてていろいろと東野圭吾の著作を買い込んだ。

orehero.hateblo.jp

参考にしたのはこのエントリ↑。こうやって先達の知恵を無料で提供してもらえるのだから、実にありがたい話である。

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森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(☆☆☆)

夜は短し歩けよ乙女』(単行本2006年、角川文庫2008年、角川つばさ文庫2017年)

著:森見登美彦

イラスト:中村佑介(単行本、角川文庫)、ぶーた(角川つばさ文庫

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

 
夜は短し歩けよ乙女 (角川つばさ文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川つばさ文庫)

 

 

<物語>

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。

 

一言で言うと「奇人変人大集合絵巻」。出てくる人物にマトモなやつが誰ひとりとしていないし、巻き起こる事件は素っ頓狂かつ荒唐無稽、頭の固い人は「ふざけているのか」と怒り出すようなバカバカしさです。でもそれがいいんです、最高に気持ちいい。読み進めるうちに、

 

「この世界に戸籍をうつして住み着きたい!」

 

と思える居心地の良さがたまりません。こんな気持になったのはアニメ『となりの怪物くん』以来です(あれも奇人変人大集合絵巻で、とてもとても居心地のいい世界観だった……)。

 

嫌な現実から逃れ、すこぶる居心地のよい森見登美彦ワールドに浸る快感は、一度味わったらクセになること請け合いですよ。

 

夜は短し歩けよ乙女 (角川つばさ文庫)

映画『ハイキック・エンジェルス』(★★★)

 『ハイキック・エンジェルス』(2014年、日本)

ハイキック・エンジェルス(豪華版)(2枚組) [Blu-ray]

ハイキック・エンジェルス(豪華版)(2枚組) [Blu-ray]

 

監督:横山一洋

脚本:西冬彦

音楽:浅田秀之、有本竜郎

出演:宮原華音伊藤梨沙子、川本まゆ、森下千里ほか

 

<物語>

高校のアクション映画部の女子生徒たちが撮影のために廃校を訪れる。そこに大勢の男たちが突然に乱入して門を閉鎖、通信も遮断され逃げ場を失った女子高生たちは男たちと戦っていく。

 

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