知ってることだけ話しますよ

主にニチアサ(スーパー戦隊・仮面ライダー・プリキュア)、ときどき読書

2018年4月の読書メーター&鑑賞メーターまとめ

4月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:3776
ナイス数:21

淀川長治のシネマトーク 下 (マガジンハウス文庫)淀川長治のシネマトーク 下 (マガジンハウス文庫)感想
紹介されてる作品、8割がたソフトが「廃盤」と表記されている。2014年時点の情報だから、再販やBlu-ray化などされているのもあるだろう。
読了日:04月01日 著者:淀川 長治
となりの怪物くん愛蔵版(1) (KCデラックス デザート)となりの怪物くん愛蔵版(1) (KCデラックス デザート)感想
「あんたのやり方は、間違ってないとはいえない。でも、ハルが優しい人間なのを、私は知ってる」。雫がハルにかけたこの言葉で、何人もの怪物くんが救われたんだ、きっと。
読了日:04月03日 著者:ろびこ
となりの怪物くん愛蔵版(2) (KCデラックス デザート)となりの怪物くん愛蔵版(2) (KCデラックス デザート)感想
サブキャラクターの掘り下げが始まり、作品世界がどんどん広がっていく。雫・ハルの主役2人はもとより、ゴルベーザ(夏目)、ササヤン、ヤマケン、大島さん、みっちゃん等、魅力的でないキャラクターが1人もいないとは凄い。つくづく漫画とは、1にも2にもキャラクターが命なのだと思った。
読了日:04月06日 著者:ろびこ
となりの怪物くん愛蔵版(3) (KCデラックス デザート)となりの怪物くん愛蔵版(3) (KCデラックス デザート)感想
前半は表紙の通りゴルベーザ(夏目)を中心にした展開で、後半は雫のバースデー兼バレンタインのエピソード。キャラクターそれぞれの成長と、それに伴う関係性の発展に胸が熱くなる。また前巻から、ヤマケンが雫にちょっかい出してその度に自爆するギャグ(?)が随所に挿入されて、笑いと不憫を誘うのも見どころ。
読了日:04月10日 著者:ろびこ
映画批評真剣勝負―ぼくが映画に夢中になった日々 映画論篇 (SCREEN新書)映画批評真剣勝負―ぼくが映画に夢中になった日々 映画論篇 (SCREEN新書)感想
「月曜ロードショー」の解説でお茶の間に親しまれた批評家・荻昌弘が、自らの映画愛を迸らせた名著の復刻版。書名通り、真剣に夢中で映画と向き合っていたことが伝わってきた。
読了日:04月12日 著者:荻 昌弘
となりの怪物くん愛蔵版(4) (KCデラックス デザート)となりの怪物くん愛蔵版(4) (KCデラックス デザート)
読了日:04月15日 著者:ろびこ
となりの怪物くん愛蔵版(5) (KCデラックス デザート)となりの怪物くん愛蔵版(5) (KCデラックス デザート)
読了日:04月15日 著者:ろびこ
となりの怪物くん愛蔵版(7) (KCデラックス デザート)となりの怪物くん愛蔵版(7) (KCデラックス デザート)
読了日:04月15日 著者:ろびこ
となりの怪物くん愛蔵版(6) (KCデラックス デザート)となりの怪物くん愛蔵版(6) (KCデラックス デザート)感想
なんだか、長い長い旅を、彼ら彼女らといっしょに歩んでいた気がする。雫、ハル、ゴルベーザ(夏目)、ササヤン、大島さん、ヤマケン、ユウちゃん、伊代、三馬鹿、それに優山、みっちゃん、安藤も。私にとって『となりの怪物くん』を読むことは、とりもなおさず、その世界の住人になって、雫たちと共に、笑ったり泣いたりすることでした。ありがとう、みんな大好きです。
読了日:04月15日 著者:ろびこ
透明カメレオン (角川文庫)透明カメレオン (角川文庫)感想
裏表紙のあらすじに「秘められた想いが胸を打つ」との文章があったので、てっきりそれは主人公キョウちゃん(桐畑恭太郎)が、ヒロインであるケイさん(三梶恵)に対して抱く、恋慕の情かと思っていた。しかし違った。とても深い哀しみと、限りない優しさが込められた想いだった。ミステリーで泣いたのは東野圭吾『眠りの森』以来のことです。
読了日:04月16日 著者:道尾 秀介
小説 となりの怪物くん (講談社文庫)小説 となりの怪物くん (講談社文庫)
読了日:04月18日 著者:有沢 ゆう希
小説 映画 となりの怪物くん (講談社KK文庫)小説 映画 となりの怪物くん (講談社KK文庫)感想
講談社文庫版(水沢ゆう希版)は展開が早い&全体的にアッサリで「詳細なあらすじ」の域を出ていなかったが、こちらはエピソードが多く拾ってありボリューム感がある。また、「空っぽの金魚鉢」を雫の心象表現のメタファーとして使うなど文章も気がきいており、総じて講談社文庫版よりクオリティーが高い。手に取るならこちらがよろしかろう。※どうでもいいことだが、映画公開前(4/20)のため、脳内にアニメ版のビジュアルが浮かんでしまっていた……
読了日:04月20日 著者:松田 朱夏,金子 ありさ

読書メーター

4月の鑑賞メーター
観たビデオの数:5本
観た鑑賞時間:428分

我が家の楽園 日本語吹替版 ジェームズ・スチュワート DDC-017N [DVD]我が家の楽園 日本語吹替版 ジェームズ・スチュワート DDC-017N [DVD]
フランク・キャプラ監督が「大切なのは物質的豊かさよりも、家族や友人への愛である」とやさしく諭す人情コメディ。見終わったあと、素直に「分かりやすくて良い映画だなー!!」と思った。公開当時のアメリカ人もそう思ったらしく、1938年のアカデミー賞2部門(作品賞と監督賞)を獲得している。
鑑賞日:04月01日 監督:フランク・キャプラ
駅馬車 日本語吹替版 ジョン・ウェイン クレア・トレヴァ DDC-066N [DVD]駅馬車 日本語吹替版 ジョン・ウェイン クレア・トレヴァ DDC-066N [DVD]
今さら説明不要な名作中の名作。1台の駅馬車(今でいうバスや路面電車)に乗り合わせた8人の男女が織りなす人生模様を、ダイナミックなガンアクションと共に描いている。東北新社から発売されている正規盤は字幕オンリーなので、いずれ吹替が収録された正規盤の発売があると信じ、今はこれでガマンしておこう。
鑑賞日:04月07日 監督:ジョン・フォード
荒野の決闘 ( 日本語吹き替え ) DDC‐076 [DVD]荒野の決闘 ( 日本語吹き替え ) DDC‐076 [DVD]
名匠ジョン・フォード監督が、実在した保安官ワイアット・アープの戦いを、フィクションとして大きくふくらませ描いた西部劇。邦題の勇ましい響きとは裏腹に、内容は原題『My darling Clementine(我が愛しきクレメンタイン)』が示す通り、しっとりとしたラブストーリーを主軸としている。OK牧場の決闘をテーマにした映画はこの後にもたくさん作られたが、本作以上の評価を得たものは無い。ジョン・フォード監督の演出が醸し出す詩情の豊かさと、ヘンリー・フォンダの好演が、まさしく唯一無二の輝きを放っているからだ。
鑑賞日:04月07日 監督:ジョン・フォード
サイコ [Blu-ray]サイコ [Blu-ray]
ちゃんと見たことない人でも♪キュラッ キュラッ キュラッ キュラッ♪という耳障りかつインパクト抜群なメインテーマと「美女のシャワー中、背後に迫る殺人鬼の影」シチュは知っている、サイコサスペンスの金字塔。途切れることなくつづく"宙吊り=サスペンス"状態の緊張感と、凄惨でおぞましい結末が忘れられない衝撃をもたらす。後世に多大な影響をもたらしたのも納得の出来。見てよかった。
鑑賞日:04月14日 監督:アルフレッド・ヒッチコック
好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~(完全生産限定版) [Blu-ray]好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~(完全生産限定版) [Blu-ray]
「あと一歩が踏み出せない“好き”」が描かれた前作を受け、本作では「みんな一緒には叶わない“好き”」が描かれる。 中盤から、虎太郎と雛のみならず、アリサ、恋雪、シバケンまで巻き込んで十重二十重にこじれる多角関係(いくつ矢印が向いているか分からん!)に息が苦しくなってくるが、それだけに救いのある結末とエピローグにはほっとした。乃木坂46とコラボしたEDテーマも良い。
鑑賞日:04月30日 監督: 

鑑賞メーター

2018年3月の読書メーター&鑑賞メーターまとめ

3月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:727
ナイス数:25

池上彰のこれが「世界のルール」だ! (文春文庫)池上彰のこれが「世界のルール」だ! (文春文庫)感想
タイトルがややこしいが、これまで文春新書で刊行されていた「そこからですか!?」シリーズのつづきである。内容は基本的に「週刊文春」掲載時のデータそのままだが、あとがきでちゃんと補足があるよ。
読了日:03月08日 著者:池上 彰
世界を動かす巨人たち <政治家編> (集英社新書)世界を動かす巨人たち <政治家編> (集英社新書)感想
まさかヒラリーさんがトランプさんに選挙で負けるとは、このとき誰も信じていなかったんですねぇ。
読了日:03月21日 著者:池上 彰
自民党ひとり良識派 (講談社現代新書)自民党ひとり良識派 (講談社現代新書)感想
いささか自己弁護的に過ぎる点やノスタルジィ(昔は良かった論)に傾斜している点など、100%納得できる内容とは言い難い。それに、1章~3章で展開される安倍政権への批判にしても、これまで野党やジャーナリストたちによって指摘済みな内容であり、既視感が拭えなかった。むしろ興味深かったのは後半。小泉政権時代を振り返る4章、ネガティブイメージのある「派閥」や「官僚主導」の良い面を主張する5章・7章、「対案」を提示するラストの第8章はかなり得る物が多く感じた。
読了日:03月24日 著者:村上 誠一郎

読書メーター

3月の鑑賞メーター
観たビデオの数:1本
観た鑑賞時間:0分

ハムレット [DVD]ハムレット [DVD]
ローレンス・オリヴィエが監督と主演を兼ねた1948年のイギリス映画。父の幽霊に命じられて仇討ちに挑む、悩み多き王子さまの悲惨なる運命をえがく。これは凄いなぁ。キャメラも美術も芝居も一級品だ。ついでにパブリック・ドメインなのに吹替が小山力也金尾哲夫、中村浩太郎など渋いメンツが揃っていて、ノンストップで展開される文学的なセリフ回しが耳に心地よい。これはいい買い物をした。
鑑賞日:03月11日 監督: 

鑑賞メーター

2018年2月の読書メーター&鑑賞メーターまとめ

2月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2866
ナイス数:67

〈映画の見方〉がわかる本 ブレードランナーの未来世紀 (新潮文庫)〈映画の見方〉がわかる本 ブレードランナーの未来世紀 (新潮文庫)感想
『トラウマ映画館』『トラウマ恋愛映画入門』につづき、町山さんの著作を読むのはこれで3冊目になる。80年代にアメリカを沸かせたマスターピースな映画たち……『ターミネーター』『未来世紀ブラジル』『プラトーン』『ロボコップ』、そして『ブレードランナー』など全8作品を取り上げ、そこに込められた情報を、丹念に丹念に読み解いていく。『ターミネーター』『ロボコップ』は何度も見ている作品なのに、本書で指摘されている要素に気づけなかった己の不明を恥じる。映画の深淵を知るのは、映画を見るのと同じくらい楽しいものだ。名著。
読了日:02月03日 著者:町山 智浩
淀川長治のシネマトーク 上 (マガジンハウス文庫)淀川長治のシネマトーク 上 (マガジンハウス文庫)感想
雑誌『an・an』に連載されたコラムを傑作選的に集めて書籍化したものである。タイトルに『シネマ“トーク”』とあるように、淀川長治みずから執筆したのではなく、インタビュアー三宅菊子聞き書きによる。「日曜洋画劇場」での“解説”とは違いあくまでトークであるから、やれカーク・ダグラスは嫌いだのスピルバーグは金の亡者になっただの、辛辣なディスりがちょくちょく入るのが面白い。
読了日:02月04日 著者:淀川 長治
淀川長治映画ベスト10+α (河出文庫)淀川長治映画ベスト10+α (河出文庫)感想
淀川長治が生前、『キネマ旬報』をはじめとする映画雑誌へ寄稿した文書を集めた書籍である。「日曜洋画劇場」での解説とは打って変わって、作品の良い所・悪い所、監督の上手さ・下手さをズバズバと鋭く批判する姿勢に、新鮮な驚きを味わう。なるほど「解説」と「評論」とはまるっきり違うものなのね。本の中で挙げられて興味を抱いた映画のソフトをamazonのカートに突っ込んだら、破産しそうなほどパンパンになっちゃった。むふふふふ。
読了日:02月07日 著者:淀川 長治
知らないではすまされない自衛隊の本当の実力 (SB新書)知らないではすまされない自衛隊の本当の実力 (SB新書)感想
SB新書の池上本はテレビ番組(フジテレビ系列『池上彰緊急スペシャル』)の書き起こしが多いが、これもその例に漏れず。自衛隊の成り立ちや仕事内容について論じている。軍事について書かれた本は、右翼的であったり中韓への差別意識にまみれていたりしてムナクソ悪いものが多いが、本書はすんなり読める分、かなり良識があると思う。
読了日:02月15日 著者:池上 彰+「池上彰緊急スペシャル!」制作チーム
四畳半神話大系 (角川文庫)四畳半神話大系 (角川文庫)感想
「なんでこんな、性根の腐った人間のクズみたいな奴が主人公なのに、何とも言えぬ心地よい味わいが全編にわたって滲み出てきてるんだろう」 「いわば作者なりの愛ですよ、愛」 「こんな汚い愛など……ちくしょう、大好きだ!!」
読了日:02月19日 著者:森見 登美彦
知っているようで実は知らない世界の宗教 (SB新書)知っているようで実は知らない世界の宗教 (SB新書)感想
キリスト教イスラム教、仏教、神道についてざっくり解説。それと、近年の皇室をめぐる動きなど。
読了日:02月19日 著者:池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ
ボトルネック (新潮文庫)ボトルネック (新潮文庫)感想
もしかすると、この作品に影響されて厭世観に耐えきれなくなり、自ら命を絶ってしまう人が出るかもしれない――そんな考えが頭をよぎるほど、よく出来ている。何かをしなかった後悔は、積もり積もると己の全てを潰すのだ。胸が深く抉られる名作である。
読了日:02月26日 著者:米澤 穂信
怖すぎる永井豪~くずれる編~ (トクマコミックス)怖すぎる永井豪~くずれる編~ (トクマコミックス)
読了日:02月26日 著者:永井豪とダイナミックプロ
怖すぎる永井豪~ススムちゃん大ショック編~ (トクマコミックス)怖すぎる永井豪~ススムちゃん大ショック編~ (トクマコミックス)
読了日:02月26日 著者:永井豪とダイナミックプロ

読書メーター

2月の鑑賞メーター
観たビデオの数:1本
観た鑑賞時間:115分

ジャンボーグA VOL.3【DVD】ジャンボーグA VOL.3【DVD】
第11話「壮烈!! 涙の一撃」~第15話「嵐を呼ぶマッドゴーネ」まで。アンチゴーネとの決着で1クール目を締めくくる12・13話の前後編がハイライトだが、ペットを題材にしながらドン引きするくらいハードボイルドな結末を迎える11話のインパクトもかなりのものだ。
鑑賞日:02月16日 監督:Array,東條昭平

鑑賞メーター