先日、後半2クール分を放置していた『仮面ライダーエグゼイド』TVシリーズを完走した。その記念に、平ジェネ三部作を観るマラソンを実施。一発目は無印である。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ:Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』
脚本:高橋悠也
監督:坂本浩一
<あらすじ>allcinemaより
「仮面ライダー×仮面ライダー MOVIE大戦」シリーズが、仮面ライダー生誕45周年を記念して、「仮面ライダー平成ジェネレーションズ」へとレベルアップし、5人の仮面ライダーがドリームチームを結成して人類の危機に立ち上がるヒーロー・アクション。正体不明のゲームウイルス生命体“パックマン”の襲来で人類は未曾有の危機を迎えてしまう。すさまじい感染の勢いに、天空寺タケル=仮面ライダーゴーストと宝生永夢=仮面ライダーエグゼイドは窮地に陥る。そんな絶体絶命の2人と人類の命運は、レジェンドと呼ばれる仮面ライダーたち、ウィザード、鎧武、ドライブの復活に託されるのだったが…。
ライダーお祭り映画としては文句無し百点満点のおもしろさだった。なにせ監督がサービス精神の化身・坂本浩一である。ツボは外さない。
しかしそれ以上に、私にとって本作は『仮面ライダーゴースト』として5億点くらいあげたい映画である。
何がすごいって、
・パックマンに奪われたタケル殿の変身能力が、「俺は俺を信じる!」という心意気だけで復活
・ムゲン魂が破れる→ノブナガ眼魂の中に入ってCV関智一空間→テンカトウイツ魂開眼
・全てが終わったあとタケル殿が<ネタバレ反転>いきなり心停止
素晴らしい、素晴らしすぎる。『ゴースト』TVシリーズに参加してなかったのに、ここまで解釈違いゼロの世界観を描き出せる高橋悠也すごくない?(すごい)
とにかく『仮面ライダーゴースト』後日談として至高の1時間半、楽しくて仕方なかった。