8月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:400
ナイス数:38
無敵の読解力 (文春新書 1341)の感想
何冊目かカウントするのも忘れた対談シリーズ。今回は読解力を駆使して、さまざまな書籍の内容を読み解いていく。「リテラシー」とか「情報を鵜呑みにしない」というと、あれもこれもフェイク扱いで全否定するムーブをとる人がネットには多いが、「批判的に見る」という行為とは本来、この2人がおこなうようなものである筈だ。感心することばかりの一冊。
読了日:08月01日 著者:池上 彰,佐藤 優
春琴抄 (新潮文庫)の感想
『痴人の愛』と並び称される、谷崎文学の到達点。三味線奏者・春琴と、奉公人・佐助ふたりが織りなす、常軌を逸した凄絶極まる愛の狂騒が、読者の意識を混沌に誘い込む。当事者ふたりの心理を追うこと無く、後世になってから「私」が見聞きしたことを語る形式をとったことで、<誰にも踏み込めない愛の深淵>たる世界観が、より強固なものになっている。
読了日:08月13日 著者:谷崎 潤一郎
読書メーター
2022年6月の読書メーターまとめ、じゃない
を書こうと思ったのだが、6月には読了した本が一冊も無いという体たらく。
というのも、SONYのUBDプレーヤーを購入し、設定をあれこれといじり、色々と画質の映り具合をチェックするなどして、自宅にいる時間をほとんど全て費やしてしまった。
TVはREGZAの32インチで、父が知り合いから譲り受けたものだ。これはなかなかいじり甲斐のある品で、どこをどう変えたらどんな効果が出るのか、試すのが実に楽しかった。
現在、出来上がった機器とTVの設定で、『服部半蔵 影の軍団』のDVD-BOXを見ている。
UBDが視聴できる環境になったのに、今更DVDなんか見てるのかよ……などと呆れるなかれ。UBD-X700は、TVや素材(ソフト)が4Kに対応していなくとも、擬似的に4Kっぽい画質にアップコンバートしてくれる機能が備わっている。
HDMIは、PS5に対応したHORI製、ウルトラハイスピードHDMIを使っている。
・実写にしろアニメにしろ、画面の動きが激しいアクション作品を多く見るので、ゲーム機用を使った方が都合がいいのではないか
・どうせなら8Kのウルトラハイスピードで繋いでみるか
・SONYの公認ライセンス商品だから、SONYのプレーヤーとも相性がよかろう
以上の三点が選定の理由である。
(あまり知られていないが、TVや機材、映像素材が4K・8Kに対応していなくとも、プレミアムハイスピードやウルトラハイスピードのHDMIを使えば、転送するデータ量が向上するので、画質はよくなる)
これでDVDとBDを見るのが楽しいので、しばらく読書量は低空飛行が続きそうだ。読もうと思ってる本はたくさんあるのだが。