4月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:673
ナイス数:17
歴史探偵 忘れ残りの記 (文春新書 1299)の感想
私が言論人・文筆家のなかで最も敬愛する半藤一利先生の、最期の書籍となった。半藤先生の著作は昭和史ノンフィクションのほかに、『隅田川の向う側』『名言で読む日本史』といった、知的好奇心を刺激する随筆もまた魅力的であった。たとえ生きた体が消えても、その著作は残る。バカげた右翼どもの本は紙ゴミになっても、半藤先生の著作はずっと評価されるに違いない。
読了日:04月20日 著者:半藤 一利
大河ドラマの黄金時代 (NHK出版新書 647)の感想
「大河ドラマ=権威的、守旧的」というイメージは、まったくの誤解であることを解き明かす書。大河ドラマは、思い切った新しい試みと、それに伴う産みの苦しみで形成されていたのだ(少なくとも、本書で取り上げられている時期では)!
読了日:04月29日 著者:春日 太一
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