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主にニチアサ(スーパー戦隊・仮面ライダー・プリキュア)、ときどき読書

2021年7月の読書メーターまとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:1912
ナイス数:84

オタク・イン・USA:愛と誤解のAnime輸入史 (ちくま文庫)オタク・イン・USA:愛と誤解のAnime輸入史 (ちくま文庫)感想
日本のポップカルチャーが、どのようにしてアメリカで受容されてきたのかを記した、アメリカ人オタクによるルポである。よくバラエティ番組で垂れ流される、「日本のマンガとアニメは国境を超えて大人気!」というお気楽な言説を、気持ちよくぶっ壊してくれる(人によってはドン引きしてしまう内容もかなり多め)。国境を超えるってそんなに甘くねぇんだよな。やっぱり
読了日:07月21日 著者:パトリック・マシアス
鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックス)感想
今更読んでないなんて恥ずかしくて言えないシリーズ。人喰い鬼に家族を惨殺され、妹を鬼にされた少年・竈門炭治郎の戦いを描く。1巻では鬼殺隊に入るための「最終選別」の途中まで。
読了日:07月23日 著者:吾峠 呼世晴
鬼滅の刃 2 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 2 (ジャンプコミックス)感想
いよいよ炭治郎が鬼殺隊のメンバーとなり、人喰い鬼の実態も見えてきた。緊迫感あふれる戦いとリリカルな描写(相手によっては鬼にもやさしさを見せる炭治郎!)、ちょくちょく入る笑いの要素と、ジワジワと面白さが分かってきた気がする。
読了日:07月23日 著者:吾峠 呼世晴
鬼滅の刃 3 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 3 (ジャンプコミックス)感想
朱紗丸(鞠の鬼)・矢琶羽(↑の鬼)との決着、善逸との出会い、そして鼓屋敷の激闘が描かれる。善逸のメチャクチャなキャラに爆笑しつつ、屋敷での壮絶な死闘に息を呑む。<骨折で痛みを抱えながら><少女てる子を守り><暴れ放題なイノシシ野郎を制して>戦わねばならぬ、逆境まみれの炭治郎。「俺は今までよくやってきた!! 俺はできる奴だ!!」と己を激励する姿には、思わず「そのとおりだ!!」と叫んだ読者も多かったろう。
読了日:07月25日 著者:吾峠 呼世晴
鬼滅の刃 4 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 4 (ジャンプコミックス)感想
善逸だけでもやかましいのに、輪をかけて五月蝿い嘴平伊之助が加わって、カオスを極める第4巻。旅の道中でも戦闘でもつづく伊之助と炭治郎の口喧嘩は、2人とも感性が独特すぎて、会話がまったく噛み合わないのが可笑しい。そしてストーリーは「那田蜘蛛山篇」に突入し、一つの技だけ使えるぶきっちょさん・善逸が意地を見せる!
読了日:07月25日 著者:吾峠 呼世晴
鬼滅の刃 5 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 5 (ジャンプコミックス)感想
伊之助VS父蜘蛛、炭治郎VS累。凄絶を極めた「那田蜘蛛山篇」がここに決着する。炭治郎が勝機を掴むたびにそれを累に覆されるスリルがたまらないし、ラストに1話まるまるかけて描かれた、累が人間だった頃の悲哀には涙。『――本物の絆を、俺はあの夜、自分自身で切ってしまった――』。炭治郎に斬られる鬼たちはいつも、悲しみ故に狂って罪を犯し、斬られることで贖罪し、最期に炭治郎のやさしさで救われて、逝くのである。
読了日:07月25日 著者:吾峠 呼世晴
鬼滅の刃 6 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 6 (ジャンプコミックス)感想
たぶんTVシリーズ(第1期「炭治郎立志偏」)で放映されたのはここまでだと思う。「柱」が勢揃いして炭治郎・禰豆子兄妹の処遇を議論する前半、炭治郎・善逸・伊之助が体力を回復するための訓練に励む中盤、そして「パワハラ会議」で締め。修行パートは悪く言うと第1巻の焼き直しなのだが、善逸と伊之助がいるので楽しさ3倍のお得感がある。
読了日:07月28日 著者:吾峠 呼世晴
鬼滅の刃 7 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 7 (ジャンプコミックス)感想
映画になった「無限列車篇」前半戦である。夢を見せる鬼・魘夢の仕掛ける恐ろしい罠に、炭治郎たちが炎柱・煉獄杏寿郎の助けを借りて立ち向かう。ヒロイックアクションにおいて「精神攻撃」は手垢のついたモチーフではあるが、十重二十重の仕掛けが息づく間もなく展開されて「すごい」の一言。確かにこれは、30分ごとに分割されるTVシリーズよりも、一気に見られる劇場アニメにした方が面白いだろう。
読了日:07月29日 著者:吾峠 呼世晴
鬼滅の刃 8 (ジャンプコミックス)鬼滅の刃 8 (ジャンプコミックス)感想
500億の男こと煉獄杏寿郎が、身も心も鮮烈に燃やし尽くす「無限列車篇」後半戦。もう……なんも言えねぇですハイ。(ところで、おまけイラストで「どいつもこいつもですよ」とキレてたしのぶさん、誰に対してキレてたの? 煉獄パパ?)
読了日:07月29日 著者:吾峠 呼世晴

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