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主にニチアサ(スーパー戦隊・仮面ライダー・プリキュア)、ときどき読書

2022年11月の読書メーターまとめ

11月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:480
ナイス数:27

「最前線の映画」を読む (インターナショナル新書)「最前線の映画」を読む (インターナショナル新書)感想
『映画の見方がわかる本』等の旧作評論とは趣を変え、『ブレードランナー2049』、『LOGAN/ローガン』といった(刊行当時の)新作映画の評論。作品に込められたメッセージや作り手のドラマツルギーを示しつつ、作品の内容を最初から最後までなぞる(ネタバレ全開!)。そういえば、Z世代はストーリーを全部知ってから映画を見る「ネタバレ視聴」をする人が多いらしいが、そういう人には最適なガイドかもしれぬ(ただ、映画が面白いかどうかは書いてない)
読了日:11月05日 著者:町山 智浩
「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く (インターナショナル新書)「最前線の映画」を読む Vol.3 それでも映画は「格差」を描く (インターナショナル新書)感想
今の御時世、フィクションに対し「何を描かんとしているか」ではなく「自分の善悪基準に則っているか」でモノ申す人間があふれている。そんな社会に対し、敢えて鋭く挑戦的な問いかけを行った映画たちを取り上げている。『パラサイト/半地下の家族』『ジョーカー』『万引き家族』『天気の子』などの話題作は、話題になるだけの強烈なドラマツルギーが存在していたのだ。好き嫌いが両断されるくらいの。
読了日:11月20日 著者:町山 智浩

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天気の子

天気の子

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