知ってることだけ話しますよ

主にニチアサ(スーパー戦隊・仮面ライダー・プリキュア)、ときどき読書

2018年3月の読書メーター&鑑賞メーターまとめ

3月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:727
ナイス数:25

池上彰のこれが「世界のルール」だ! (文春文庫)池上彰のこれが「世界のルール」だ! (文春文庫)感想
タイトルがややこしいが、これまで文春新書で刊行されていた「そこからですか!?」シリーズのつづきである。内容は基本的に「週刊文春」掲載時のデータそのままだが、あとがきでちゃんと補足があるよ。
読了日:03月08日 著者:池上 彰
世界を動かす巨人たち <政治家編> (集英社新書)世界を動かす巨人たち <政治家編> (集英社新書)感想
まさかヒラリーさんがトランプさんに選挙で負けるとは、このとき誰も信じていなかったんですねぇ。
読了日:03月21日 著者:池上 彰
自民党ひとり良識派 (講談社現代新書)自民党ひとり良識派 (講談社現代新書)感想
いささか自己弁護的に過ぎる点やノスタルジィ(昔は良かった論)に傾斜している点など、100%納得できる内容とは言い難い。それに、1章~3章で展開される安倍政権への批判にしても、これまで野党やジャーナリストたちによって指摘済みな内容であり、既視感が拭えなかった。むしろ興味深かったのは後半。小泉政権時代を振り返る4章、ネガティブイメージのある「派閥」や「官僚主導」の良い面を主張する5章・7章、「対案」を提示するラストの第8章はかなり得る物が多く感じた。
読了日:03月24日 著者:村上 誠一郎

読書メーター

3月の鑑賞メーター
観たビデオの数:1本
観た鑑賞時間:0分

ハムレット [DVD]ハムレット [DVD]
ローレンス・オリヴィエが監督と主演を兼ねた1948年のイギリス映画。父の幽霊に命じられて仇討ちに挑む、悩み多き王子さまの悲惨なる運命をえがく。これは凄いなぁ。キャメラも美術も芝居も一級品だ。ついでにパブリック・ドメインなのに吹替が小山力也金尾哲夫、中村浩太郎など渋いメンツが揃っていて、ノンストップで展開される文学的なセリフ回しが耳に心地よい。これはいい買い物をした。
鑑賞日:03月11日 監督: 

鑑賞メーター

2018年2月の読書メーター&鑑賞メーターまとめ

2月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2866
ナイス数:67

〈映画の見方〉がわかる本 ブレードランナーの未来世紀 (新潮文庫)〈映画の見方〉がわかる本 ブレードランナーの未来世紀 (新潮文庫)感想
『トラウマ映画館』『トラウマ恋愛映画入門』につづき、町山さんの著作を読むのはこれで3冊目になる。80年代にアメリカを沸かせたマスターピースな映画たち……『ターミネーター』『未来世紀ブラジル』『プラトーン』『ロボコップ』、そして『ブレードランナー』など全8作品を取り上げ、そこに込められた情報を、丹念に丹念に読み解いていく。『ターミネーター』『ロボコップ』は何度も見ている作品なのに、本書で指摘されている要素に気づけなかった己の不明を恥じる。映画の深淵を知るのは、映画を見るのと同じくらい楽しいものだ。名著。
読了日:02月03日 著者:町山 智浩
淀川長治のシネマトーク 上 (マガジンハウス文庫)淀川長治のシネマトーク 上 (マガジンハウス文庫)感想
雑誌『an・an』に連載されたコラムを傑作選的に集めて書籍化したものである。タイトルに『シネマ“トーク”』とあるように、淀川長治みずから執筆したのではなく、インタビュアー三宅菊子聞き書きによる。「日曜洋画劇場」での“解説”とは違いあくまでトークであるから、やれカーク・ダグラスは嫌いだのスピルバーグは金の亡者になっただの、辛辣なディスりがちょくちょく入るのが面白い。
読了日:02月04日 著者:淀川 長治
淀川長治映画ベスト10+α (河出文庫)淀川長治映画ベスト10+α (河出文庫)感想
淀川長治が生前、『キネマ旬報』をはじめとする映画雑誌へ寄稿した文書を集めた書籍である。「日曜洋画劇場」での解説とは打って変わって、作品の良い所・悪い所、監督の上手さ・下手さをズバズバと鋭く批判する姿勢に、新鮮な驚きを味わう。なるほど「解説」と「評論」とはまるっきり違うものなのね。本の中で挙げられて興味を抱いた映画のソフトをamazonのカートに突っ込んだら、破産しそうなほどパンパンになっちゃった。むふふふふ。
読了日:02月07日 著者:淀川 長治
知らないではすまされない自衛隊の本当の実力 (SB新書)知らないではすまされない自衛隊の本当の実力 (SB新書)感想
SB新書の池上本はテレビ番組(フジテレビ系列『池上彰緊急スペシャル』)の書き起こしが多いが、これもその例に漏れず。自衛隊の成り立ちや仕事内容について論じている。軍事について書かれた本は、右翼的であったり中韓への差別意識にまみれていたりしてムナクソ悪いものが多いが、本書はすんなり読める分、かなり良識があると思う。
読了日:02月15日 著者:池上 彰+「池上彰緊急スペシャル!」制作チーム
四畳半神話大系 (角川文庫)四畳半神話大系 (角川文庫)感想
「なんでこんな、性根の腐った人間のクズみたいな奴が主人公なのに、何とも言えぬ心地よい味わいが全編にわたって滲み出てきてるんだろう」 「いわば作者なりの愛ですよ、愛」 「こんな汚い愛など……ちくしょう、大好きだ!!」
読了日:02月19日 著者:森見 登美彦
知っているようで実は知らない世界の宗教 (SB新書)知っているようで実は知らない世界の宗教 (SB新書)感想
キリスト教イスラム教、仏教、神道についてざっくり解説。それと、近年の皇室をめぐる動きなど。
読了日:02月19日 著者:池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ
ボトルネック (新潮文庫)ボトルネック (新潮文庫)感想
もしかすると、この作品に影響されて厭世観に耐えきれなくなり、自ら命を絶ってしまう人が出るかもしれない――そんな考えが頭をよぎるほど、よく出来ている。何かをしなかった後悔は、積もり積もると己の全てを潰すのだ。胸が深く抉られる名作である。
読了日:02月26日 著者:米澤 穂信
怖すぎる永井豪~くずれる編~ (トクマコミックス)怖すぎる永井豪~くずれる編~ (トクマコミックス)
読了日:02月26日 著者:永井豪とダイナミックプロ
怖すぎる永井豪~ススムちゃん大ショック編~ (トクマコミックス)怖すぎる永井豪~ススムちゃん大ショック編~ (トクマコミックス)
読了日:02月26日 著者:永井豪とダイナミックプロ

読書メーター

2月の鑑賞メーター
観たビデオの数:1本
観た鑑賞時間:115分

ジャンボーグA VOL.3【DVD】ジャンボーグA VOL.3【DVD】
第11話「壮烈!! 涙の一撃」~第15話「嵐を呼ぶマッドゴーネ」まで。アンチゴーネとの決着で1クール目を締めくくる12・13話の前後編がハイライトだが、ペットを題材にしながらドン引きするくらいハードボイルドな結末を迎える11話のインパクトもかなりのものだ。
鑑賞日:02月16日 監督:Array,東條昭平

鑑賞メーター

2017年1月の読書メーター&感想メーカーまとめ

1月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:192
ナイス数:36

「司馬遼太郎」で学ぶ日本史 (NHK出版新書 517)「司馬遼太郎」で学ぶ日本史 (NHK出版新書 517)感想
史実との違いをあげつらうのではなく、あくまで司馬作品が内包していたロマンや現代へのメッセージを尊重し、丹念に読み解いていく姿勢に好感が持てる。歴史ガイドとブックガイド両方の面を兼ね備えた贅沢な一冊。
読了日:01月09日 著者:磯田 道史

読書メーター
1月の鑑賞メーター
観たビデオの数:2本
観た鑑賞時間:249分

地獄のバスターズ < HDニューマスター版 > [DVD]地獄のバスターズ < HDニューマスター版 > [DVD]
鑑賞日:01月08日 監督:エンツォ・G・カステラッリ
あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション 砂の器 [Blu-ray]あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション 砂の器 [Blu-ray]
松本清張の同名小説を橋本忍山田洋次が脚色し、野村芳太郎がメガホンをとったミステリー巨編。美しい映像と音楽で描き出される親子の絆、人間の宿命が胸を打つ。出演者も丹波哲郎加藤剛をはじめ多士済々の顔ぶれがそろっており、昭和の日本映画のパワーが感じられる。
鑑賞日:01月20日 監督:野村芳太郎

鑑賞メーター

AnmitsuK の本棚 - 2018年01月 (3作品)
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