作品名の横にくっついている()の評価レベル (★★★)=残念! (☆★★)=そこそこ、まぁまぁ (☆☆★)=面白い、一見の価値あり (☆☆☆)=傑作認定、布教したいレベル (丹)=丹波哲郎が出演していることを示す。私にとって丹波哲郎は固有名詞ではなく、もは…
10月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:1347ナイス数:8百合魔導人形 ~夢見る少女のハーレムクエスト~ (二次元ドリーム文庫)の感想英雄の子孫とされている暇人シスター・シュシュが、ある日倉庫から目覚めた自動人形(オートマタ)ソフィアと…
9月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:694ナイス数:7シリーズ日本の近代 - 逆説の軍隊 (中公文庫 S 25-1 シリーズ日本の近代)の感想明治~終戦にかけての日本近代史の中から、特に「軍隊」に焦点をしぼりまとめた書。日本軍という組織がいかに…
7月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:739ナイス数:9幕末史 (ちくま新書)の感想黒船来航を「屈辱」と捉え、そこから始まる急速な変革を「ルサンチマンからの克服」と捉えて語られる幕末史。読了日:07月14日 著者:佐々木克 幕末史 posted with…
11月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:504ナイス数:7知らないと恥をかく世界の大問題15 21世紀も「戦争の世紀」 となるのか? (角川新書)の感想刊行は2024年5月だが、この時点ではまだアメリカ大統領選が「トランプVSバイデン」だったことに驚…
8月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:0ナイス数:6【コミック】疑似ハーレム(全6巻)の感想演技が上手いヒロイン七倉凛が、1人で全部の属性やってくれる。だから“疑似”ハーレム。最終巻を読むのがもったいなくて、読んだら多幸感・達成感とと…
7月の読書メーター読んだ本の数:11読んだページ数:1468ナイス数:22好きな子がめがねを忘れた(1) (ガンガンコミックスJOKER)の感想「グイグイくるヒロインとあたふたする純情少年ラブコメ」は近年の流行りだが、ここまで突き抜けていると感動すら覚える。…
2月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:884ナイス数:26変な家の感想文庫(著者いわく「なんかちいさくて安いやつ」)にて明かされる、単行本では伏せられていた最後の謎でもって、本作はこの上なく「イヤミス」として完結するのであった。読了日…
8月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:840ナイス数:33完本 チャンバラ時代劇講座 2 (河出文庫)の感想チャンバラ映画を軸にしてたどる、日本人の文化史・精神史の後編。ネットでは毎日のように「映画は娯楽なんだから!」VS「創作とは政治なんだ…
7月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:288ナイス数:33変な絵の感想連鎖するドンデン返しと、暗くジットリした殺意描写に、「連城三紀彦の再来か!?」と思った。読了日:07月18日 著者:雨穴読書メーター 変な絵 posted with ヨメレバ 雨穴 双…
6月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:256ナイス数:6仮面ライダーDVDコレクション 97号 (劇場版 仮面ライダーZO) [分冊百科] (DVD・シール付) (仮面ライダー DVDコレクション)の感想1,500円で『仮面ライダーZO』を手元に置ける、紙の本ならぬ神…
5月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:762ナイス数:16完本 チャンバラ時代劇講座 1 (河出文庫)の感想分かりにくいことを分かりやすく語るには、途方もない文字数と、歴史的な補助線が必要になるのだなと感じ入る。それにしても、時代が進むごと…
ランキング参加中声優 春の風物詩といえば「エイプリルフールのネタで炎上する有名人」「女学生に無理やり飲酒させてレ○プする早稲田のラグビー部員」の二大巨頭だが、さっそく前者が出た。 biz-journal.jp 声優・高野麻里佳がエイプリルフールの嘘ネタとし…
3月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:877ナイス数:20戦後日本の「独立」 (ちくま文庫)読了日:03月26日 著者:半藤 一利,竹内 修司,保阪 正康,松本 健一ビタミンBOOKS (新潮文庫 し 43-31)の感想巻末解説を集めて一冊の本にできる、重松…
2月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:480ナイス数:11自伝板垣恵介自衛隊秘録~我が青春の習志野第一空挺団~ (少年チャンピオンコミックス)の感想面白いし興味深い内容なだけに、入隊してから辞めるまでの5年間を長編で読みたくなってしまった(…
1月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1019ナイス数:33悪役令嬢転生おじさん 4 (4巻) (ヤングキングコミックス)読了日:01月25日 著者:上山 道郎歴史の予兆を読む (朝日新書)の感想歴史の歩みと、それによって生じた社会の歪み。読了日:01月2…
12月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:280ナイス数:19知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点 (角川新書)の感想やはり2022年というとこれ。ロシアのウクライナ侵攻に至る経緯と、プーチンの思惑についての解説に多くの頁を割いて…
11月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:480ナイス数:27「最前線の映画」を読む (インターナショナル新書)の感想『映画の見方がわかる本』等の旧作評論とは趣を変え、『ブレードランナー2049』、『LOGAN/ローガン』といった(刊行当時の)新作映…
10月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:888ナイス数:17つねならぬ話 (新潮文庫)の感想ある日とつぜん星新一の頭に降ってきたお話を、小説の体(てい)にしたアンソロジーであるという。収録されている話はどれも、辻褄が合わなかったりオチが無…
8月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:400ナイス数:38無敵の読解力 (文春新書 1341)の感想何冊目かカウントするのも忘れた対談シリーズ。今回は読解力を駆使して、さまざまな書籍の内容を読み解いていく。「リテラシー」とか「情報を鵜呑みにし…
を書こうと思ったのだが、6月には読了した本が一冊も無いという体たらく。 というのも、SONYのUBDプレーヤーを購入し、設定をあれこれといじり、色々と画質の映り具合をチェックするなどして、自宅にいる時間をほとんど全て費やしてしまった。 ソニー ブルー…
5月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:304ナイス数:24なりそこない王子 (新潮文庫)の感想表題作「なりそこない王子」のハチャメチャっぷりが凄い。たぶん子供の頃に誰もが思い浮かべたであろう、おとぎ話のクロスオーバーだが、このスピード感…
4月の読書メーター読んだ本の数:13読んだページ数:2669ナイス数:19悪役令嬢転生おじさん 3 (3巻) (ヤングキングコミックス)の感想言葉のアヤとすれ違いギャグは相変わらずキレキレなまま、ストーリー漫画としての奥行きも出てきた3巻目。もう何ていうか、…
3月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:336ナイス数:11英雄騎士の残念な求愛 (ソーニャ文庫)の感想人形みたいな美少女が、人形マニアの騎士に言い寄られるお話。「上げて落とす」ギャグの手法と、「落として上げる」ギャップ萌えの手法をダブル…
2月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1332ナイス数:16ルポ西成~七十八日間ドヤ街生活~の感想前半のつらい日雇い労働は、前に読んだ同ジャンルの本と似た印象だった。むしろ面白かったのは、後半のヤバい人たち列伝。どいつもこいつも強烈で、…
1月の読書メーター読んだ本の数:2読んだページ数:608ナイス数:16銀魂 THE FINAL アニメコミックス (集英社ホームコミックス)の感想腐れ縁の手切れ金代わりにゃ丁度いい。あらゆる意味で無駄なあらすじも、虚構・回想・現実が複雑怪奇に入り交じる銀さんVS…
12月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:1406ナイス数:25ドラマ「鬼平犯科帳」ができるまで (文春文庫)の感想まさにこれを読み進むているさなか、中村吉右衛門の訃報を聞いた。本書に登場した人物のなかでも、脚本家・田坂啓、プロデューサー・…
11月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:624ナイス数:30いまこそ「社会主義」 混迷する世界を読み解く補助線 (朝日新書)の感想社会主義ばんざい! な内容ではまったくない。世界各国のコロナ対策を検証し、現在の資本主義・自由主義経済の問題点…
10月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:748ナイス数:24鬼滅の刃 10 (ジャンプコミックス)の感想「遊郭編」のつづき。敵も味方もパワーアップして、戦いは激しさを増していく。いいねいいね、死力を尽くしてインフレしていくバトル、これこそジ…
9月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:680ナイス数:22安全のカード (新潮文庫)の感想表題作と「ポケットの中に」が秀逸。星新一作品に出てくるガジェットは、ドラえもんのひみつ道具に似た蠱惑的な魅力があるが、必ずブラックなリスクが仕込ま…