キュアジェラート キャラクターソング「青空Alright」 ~「キラキラ☆プリキュアアラモード」第3話より~
どうも。
前回のエントリを書いたら、アクセス解析でけっこうな反響があって驚いているAnmitsuK です。
クリーム飛び蹴りの衝撃~『キラキラ☆プリキュアアラモード』第2話の戦闘 - 知ってることだけ話しますよ
今回のエントリも、まぁ同じような内容です。
- 前置き
去る2017年2月19日に放映された、『キラプリ』こと『キラキラ☆プリキュアアラモード』第3話「叫べライオン! キュアジェラート」(脚本:伊藤睦美、絵コンテ:小野賢、演出:古家陽子)。
キュアジェラート/立神あおいの初変身回でした。なんだかサブタイの雰囲気だけだと、ロボットアニメみたいですね。
変身バンクにて、ジャケットを引っ張る仕草と、右足のソックスをぐいっと引き伸ばす動きに、脳髄をやられた大きいお友達が大勢いるようです。わたしもその一人です。
歌うことを愛する情熱家の彼女が、ほんわかしたノリのホイップ/いちか、人見知りなカスタード/ひまりと(そして残るあと2人と)どんな風に友情を育んでいくのか、今後の展開に期待が高まりますね。
キラキラ☆プリキュアアラモード 第4話予告 「3人そろってレッツ・ラ・まぜまぜ!」
とか言ってたら、次回もう3人の友情がピンチを迎えそうになってるー!?
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- そして本題
さて。
前回、敵妖精ブルブルにキュアホイップが飛び蹴りを放ち、ただならぬ衝撃をわたしに与えてくれたわけですが、
今回のキュアジェラートもやってくれましたね、思いっきり。
初変身で「パワーがみなぎる」とテンション上がり、敵妖精ホットーにパンチ! パンチ! パァンチ!(Vocal:子門真人)
だから、放映前に貝澤SDが「肉弾戦はやらない」言ってたじゃないですか! なんでさも当然のように殴る蹴るやっちゃうの!?
「プリキュア」シリーズはこれまで、女の子たちがパンチやキックなどを繰り広げる肉弾戦も見どころになってきた。しかし、「キラキラ☆プリキュアアラモード」では、神木プロデューサーの「チョコレートを投げて、戦うわけにはいかない」という言葉にもあるように、肉弾戦がなくなる。貝澤監督は「殴る蹴るはないですね。敵もそれは同じです」と断言。神木プロデューサーは「肉弾戦はシリーズの代名詞でもあったので、大切にしてきた。考えた末の決断です。一方で、スイーツのときめきをバトルに生かしたい。物理攻撃でなくてもバトルを描けるんではないか?と考えた。挑戦をしたかった」と話す。
(※引用部分のアンダーライン・強調・文字色変更はAnmitsuK による)
一応、貝澤SDの名誉のため補足すると、この連続パンチは敵妖精ホットーには通用せず、ペコリンが
「キラキラルの力じゃないとだめペコ!」
とアドバイスする流れになっています。
つまり、キラキラルを奪う悪い妖精に対しては、キラキラルを用いた攻撃でないと、浄化はおろかダメージを与えることすらできないのです。『キラプリ』のコンセプトである肉弾戦の封印には、ちゃんと必然性があったんですね。大事ですよ必然性は。
それに、ジェラートが変身していきなり格闘戦をいどむのも、あおいの熱血漢キャラからして当然の流れですしね。
設定上の必然をうまくストーリーの流れに組み込んで、スムーズに視聴者に対しての説明をおこなう巧みな作劇です。
そんな風に感心した直後ですよ、アレがきたのは。
氷で拳を固めて殴るんかいっ!!
実際はこれで殴ってはおらず、氷を文字通り食わせて怯ませ、その隙にホイップとカスタードがホットーを拘束、トドメにアッパーを見舞っていました(結局殴ってんじゃねえか)。
- 肉と肉が弾けるわけじゃない?
2話と3話の描写から察するに、『キラプリ』の「肉弾戦封印」とは、
・素手の殴る蹴るは無い(敵に効かないから)。
・よって、殴る蹴るはキラキラルの力(エフェクト)をまとって行う。
と定義されるようです。先週の放映で察しろよってハナシですけれども。
これは肉弾戦じゃないなら何という戦闘なんでしょうか。何かいい呼び方があったら教えてください。
- 思い出すアレ
放映開始から1ヶ月を待たずして有名無実化したといっていい『キラプリ』の「肉弾戦封印」。
今日の放映を見て、アレを思い出したのはわたしだけでしょうか。
画像は上北ふたごによるコミカライズ『プリキュアコレクション・ハピネスチャージプリキュア!』から。後の展開を考えると、ひめの疑惑が的中しててちょっと笑う。
2014年放映『ハピネスチャージプリキュア!』にて出された「恋愛禁止令」。「有名無実化した前置き」という点で似通っているような気がします。
ただ違うのはスピード。
『ハピプリ』の恋愛禁止令は、第3話でドドン! と出て、その後あまりストーリー展開にうまく活かされないまま希薄化し、32話にて消滅しました。それに対し、『キラプリ』は2話で蹴り解禁。30週間と2週間ですから、15倍もの開きがあります。
- もう気分は大本営
繰り返しになりますが、直接手足が触れければ肉弾戦ではないなら、『キラプリ』のパンチやキックは何と呼べばいいのでしょうか。
私はうまい言い訳を考える自信が今回の第3話で喪失してしまったので、誰か妙案があったらTwitterの実況TLでつぶやいてください。私もそれ使用します。
なんだか、戦時中「全滅」を「玉砕」などと言い換えて国民を騙してきた大本営発表みたくなってきましたね。いつまで続くかこのトンチ。
[rakuten:book:18381128:detail]
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